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私は、労働契約の期間に定めのある有期契約労働者です。
新型コロナウイルスの影響により会社の経営が悪化してしまい、会社から契約を更新しないと雇止めを通告されてしまいました。やむを得ないのでしょうか。

労働契約に期間の定めがあり、期間が満了したとしても、これまで労働契約の更新が繰り返されるなど労働契約更新について合理的な期待が認められる場合に、会社が契約更新を拒否するためには、更新拒絶することについて客観的に合理的な理由があり、社会的通念上相当でなければなりません。

新型コロナウイルスが原因で会社の経営状態に影響が出たことを理由に雇止めをする場合、労働者に責任はなく、使用者の経営上の理由によるものなので、整理解雇の要件を充たさなければ、雇止めは無効となります。

整理解雇についての基本的な考え方は、Q12解答 のとおりです。