相続問題 事例掲載日:2021年 3月1日 相続人の範囲 孫は相続人になることができるのか? 質問・概要 先日、祖父が亡くなりました。祖父には、子どもが3人(長男、長女、二男)います。 祖父の長男が私の父なのですが、父は祖父よりも先に亡くなっています。 このような場合、孫である私は、祖父を相続することはできないのでしょうか。 解答・対応 被相続人(亡くなった方)の子どもは、常に相続人となります(民法887条1項)。ところが、被相続人の子どもが被相続人よりも先に死亡していたときには、相続人の子ども(被相続人の孫)が代わって、相続することができます(民法887条2項)。これを「代襲相続」といいます。 おじいさんがお亡くなりになられた場合に、すでにお父さんもお亡くなりになられていれば、孫が代襲相続により祖父を相続することになります。 南大阪法律事務所 —《 その他の法律相談事例 》— 相続人の範囲 誰が相続するのか? 相続問題の事例一覧 相続の割合 遺産はどのような割合で相続人に分配されるのか?
質問・概要
先日、祖父が亡くなりました。祖父には、子どもが3人(長男、長女、二男)います。
祖父の長男が私の父なのですが、父は祖父よりも先に亡くなっています。
このような場合、孫である私は、祖父を相続することはできないのでしょうか。
解答・対応
被相続人(亡くなった方)の子どもは、常に相続人となります(民法887条1項)。ところが、被相続人の子どもが被相続人よりも先に死亡していたときには、相続人の子ども(被相続人の孫)が代わって、相続することができます(民法887条2項)。これを「代襲相続」といいます。
おじいさんがお亡くなりになられた場合に、すでにお父さんもお亡くなりになられていれば、孫が代襲相続により祖父を相続することになります。
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